ハニービーの株カタログ

株式投資歴12年を迎えたハニービーが、個別日本株の運用を中心に、毎日の出来事などを綴ります

軽くて曲げられる、日本生まれの次世代型太陽電池「ペロブスカイト」で注目!【フジプレアム (4237)】

こんにちは。ハニービーです🐝。

 

菅首相の突然の退陣表明からの株価爆上げ、驚きました😲。短期政権には株式市場はマイナスの反応をとる印象だったのですが、全く逆。コロナ禍に苦しむ現状の象徴が菅さんに思えたのかな?どちらにしろ、株式市場が好調なのはうれしでいですよね。

 

次期首相は、「ワクチン接種の推進によるリオープニング経済」、「脱炭素」、「デジタル化」という、菅政権が種まきをした果実を刈り取ることができる(と期待😁)ので、年内の株式市場は高値圏でははないかな~😍。

 

 さて、今回は、2021年8月に購入したフジプレアム (4237) についてです。キーワードはずばり、「ペロブスカイト型太陽電池」!

※この記事は2021年9月時点.ハニービーが調べた範囲の情報によるものです 

※個別銘柄を推奨するものではありませんので、株式投資はご自身の判断でお願いいたします

どんな会社? 

昭和57年4月、包装資材の販売を目的として設立された(株)不二を前身としており、現在では、精密貼合及び高機能複合材事業、環境住空間及びエンジニアリング事業を展開しています。

異なる素材を貼り合わせて、新しい機能を創造するテクノロジー「精密貼合テクノロジー」コア技術としており、フラットパネルディスプレイ業界において、国内外の市場で高い評価を得ているそうです。

第39期(2021年3月期)のグループの連結業績は、売上高12,585百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益309百万円(同10.4%減)、経常利益346百万円(同4.4%減)。主力である「精密貼合及び高機能複合材事業(売上高シェア78.5%)」は最先端のエレクトロニクス関係製品、自動車、医療機器業界向け等の、高付加価値マーケットからの引合いが増えており、増収増益であるものの、太陽光発電事業を含む「環境住空間及びエンジニアリング事業」(売上高シェア21.5%)は、海外製品との競争で営業損失の結果となっています。営業利益率は、単体で3.5%、連結で2.5%と低めですね🤔

フジプレアム株式会社

購入理由 

京都大学とともに「ペロブスカイト」型太陽電池開を開発しているから、につきます

 

■「ペロブスカイト型」太陽電池とは ・

印刷技術を使い、従来の半額程度で製造できる、次世代型の太陽電池(*日本経済新聞2021年9月3日)。

桐蔭横浜大学の宮坂力教授が2009年に発明した、日本発の画期的な太陽電池で、軽く、曲げられ、建物の外壁や屋根、EVにも設置しやすい特徴を持っています。宮坂教授はノーベル賞候補に挙がるほどだそうです。

 

ポーランドのスタートアップ企業が、世界初の量産を2021年9月に始め、イギリスや中国の企業も2022年に量産を始めるというニュースが発表されてから(*日本経済新聞2021年9月3日)、フジプレアム (4237)の株もぐっと上昇🥰普段売買の少ない銘柄だからこそ、話題化した時の出来高を伴っての株価上昇は目を見張るほどです。

 

東芝(6502)、パナソニック(6752)、ホシデン(6804)など、ペロブスカイトにまつわる企業はほかにもありますが、株価の値動きにうま味があるのは、時価総額112億円程度(*2021年9月11日現在)のフジプレアム (4237)ではないか、と思っています😁。

配当について 

具体的な配当性向に関しての言及は見つけられませんでしたが、利益にかかわらず、2016年3月以降、「1株当たり6円」という絶対額のようです(*会社四季報2021年第3集)。株主構成をみると、創業者一族が過半数を持っているので、そのあたりにも理由があるのかもしれません。来年は創立40周年なので、記念配当を期待したりして😁

今後の方針 

再生エネルギーの重要度が増す中、ペロブスカイト型太陽電池の市場は大きく成長すると思いますが、懸念事項もあります。それは発明者の桐蔭横浜大学の宮坂力教授が、海外特許を取得されていないことです。多額の費用がネックであったためとのことですが、日本発の発明なのに、国内企業が不利な競争条件というのは残念です。海外で量産化を進める企業の幹部には、日本の大学でペロブスカイト型の研究に携わった研究者がついている例もあるとか(*日本経済新聞2021年9月3日)。作りやすく、参入しやすいため、国際競争も激しいようです

 

フジプレアムは、大手家電メーカーと比べると、規模は小さく、体力的には劣ります。また、具体的な成果物がまだ世に出てきていないので、ペロブスカイトの貢献度を測るのは難しい。。ペロブスカイト一転突破で、フジプレアムに大きく張るのは、リスクが大きいかもしれません。

 

しかし、新しい市場なので、参入プレイヤーはゼロサムの競争には陥らないのではないかと考え、思い切って3,000株を購入しました。基本はバイ&ホールドの中長期投資なのですが、更に買いますか、持ち高減らしたほうがいいか、材料が少ないのが悩みの種。株主総会にも出席して、肌感覚などでも判断したいのですが、来年6月はちょっと遠いなぁ🙄。残念ながらホームページのIR情報もあまり充実していないんですよね😅引き続き日経新聞や雑誌などで、アンテナ張っていくしかないですね。がんばります!

 

おすすめ書籍 

言わずと知れた株式投資のバイブル💖。紙媒体の良さは、興味を持った銘柄をすぐにその場で調べられること。基本はやはり大事と思います♪

四季報ワイド版にしかない袋とじ特典😆。2021年4集は、黒字転換ランキングと、設備投資増加率ランキングです。文字も大きく見やすいですし、お値段分の価値はあると思います♪

 

 

🐝上記は私個人の主観的な意見であり、売買の備忘録的なものです。個別銘柄を推奨するものではありません。株式投資はご自身の判断でなさってくださいね🐝

🌸♥長くなりましたが最後までお読みいただき、ありがとうございました♥🌸